1歳半の娘に障がいがあるっと分かって、たまらなくイヤだったこと。
それは、スーパーのレジでした。(笑)
渡米して4年後に、娘が産まれました。
そもそも(笑)、日本にいることから、筋金入りの無価値観のカタマリだったワタクシ。
言葉がよく分からない国に引っ越してきて、その「無価値観」に輪がかかって行きました。
(ハイヤーセルフ的に言えば、なんとも粋な計らいです。)
日本に住んでる時は、無価値観があるなんて、気づいてもいませんでした。
あっ、「気づいていたけど、見ないようにしていた」っていうのが正確です、きっと。
渡米して、「自分ってダメだ」って感じる場面が、ますます増えていきました。
そんな頃に、生まれてきた娘は、障がい者でした。
(なんか、どこかのドラマみたい、笑)
(↑これも高次の自分の視点でみると、全くをもって、うまく計画された展開です。笑)
「脳性小児麻痺」と診断されて、観察されたのは「筋肉の弱さ」でした。
足の筋肉が弱いと、立ち始めるのが遅くなります。
手の筋肉が弱いと、クレヨンとかで書き始めるのが、遅くなります。
ここで、クイズです!笑
口の筋肉が弱いと、どうなるでしょうか?
。
。
。
。
そこのアナタ!正解です!笑
こたえは、「ヨダレが滝のようにながれる」です。
ある程度、大きくなっても、「よだれ」が留まらず、よだれかけをつけていました。
スーパーに行ったときに、レジのおばちゃんに、「あらあら、よだれが」「歯でも生えてきてるの?」と、しょっちゅう聞かれることが、苦痛で苦痛でした。
なんで、苦痛だったかって?
だって、「普通」じゃないんだもん!
(「みんなと同じように普通にならないといけない」って、思い込んでたんです。)
「この年になっても、よだれが、出てるなんて、ダメだ!」と言われているような気になったのです。
「ダメな母親ね」とダメ出しされているような気になったのです。
今から、冷静に振り返れば、
そんなことは、全くなく、
レジのおばちゃんは、ただ「よだれ」が見えるから、「歯が生えてきてるのね」と、
「ただの会話」をしていただけなのに。
なにもかもが、だれもかれもが、わたしを責めているように、「わたし」が感じていたのです。
まったくもって、わたしの一人芝居。。。
わたしの心の中に「責める」「責められる」っていう思いが、強く強くあったんですね。
そんな3次元劇場を、やりまくって、実のところ、楽しんでいたんですね。
娘が「普通に育つ」ように、自称・無価値観の女王(わたし)の暗黒の毒親生活がはじまりました。。。笑
いまから思えばね、「だいじょうぶなんだよー、ぜんぶ」と過去の自分に言ってあげたいですね。
なにわともあれ、すべてはシナリオ通りで、わたしが目醒めるために、必要だったキャスト&シナリオだったんですけどね。
読んでくださって、ありがとうございます。
めざめのマンガ♡