今日、あった出来事です。
障がいのある娘ちゃん、高校生です。
今年の春に、かかりつけのお医者さんから、州が運営する障がい者に向けて就労訓練サービスに申し込んだほうがいいよっと進められました。
夏の間に、州の担当者の方(ジョディさん)とやりとりをして、診断証明者などを提出して、そのサービスを受ける資格があるっと認定されました。
就労訓練サービスは、高校生向けのもので、カウンセラーの人が高校にやってきて、卒業後の進路のことや、バイトの面談の練習などをしてくれるっと、かかりつけの医者さんから聞いていました。
アメリカでは、9月から新学年がはじまります。
就労訓練サービスは、高校生向けのもので、カウンセラーの人が高校までやってきて、必要なカウンセリングをするそうです。
10月になり、州の担当者のジョディさんからメールがきて、カウンセラーからのサービスを受けるために、添付の書類にサインするように、言われました。
添付の書類をオープンすると、とっても複雑な内容でした。
娘が受けるであろうサービスの内容、そして、州の税金からカウンセラーさんに対して支払われる金額などが書かれていて、パッとサインできるような内容じゃないなっと感じました。
夫に内容を確認してもらうことにしました。
今朝、夫に書類を見せると、彼が思っていたよりも山盛りの内容だったようで、今晩に内容を確認しようっという話になりました。
午後4時ごろ、わたしがバイトから帰ると、娘は帰宅していました。
在宅で働いている夫いわく、娘は、上記のカウンセラーさん(クローイさん)と初めて、学校で今日あったそうです。
「あれ?まだサインしてないのに、もうサービス受けてる?」と、思いました。
夏の間に、州の担当者さんからいただいていたサービスの全般的な内容のパンフレットを、夫はじっくり読み、今回サインするように送られてきた書類も、じっくり読んでいました。
いろいろなことがクリアーじゃないから、メールでジョディさんに質問しようということになりました。
わたしがメールを書き始めました。
わたしは、「ちょっと質問したいことがあるから、オンラインミーティングできる?」っとシンプルに書くつもりでした。
すると、夫が僕が書くよっといいました。
オッケーと、夫にパソコンを渡しました。
彼は、もっと具体的な質問内容をメールで聞こうっと思ったようで、メールは、めっちゃ長文になりそうな雰囲気でした。
家事を片付けていると、ダイニングにいた夫が言いました。
夫:このパンフレット、いつ送られてきたの?
私:夏だよ。
この時です。「あっ、以前のわたしなら、責められてるって感じてたな」って。
わたしが夫から、夏にパンフレットが来てたのに、なんで僕に見せなかったのって責められてるような気になってたと思います。
そして、夫から責められてくないから、州の担当者のジョディさんを悪者に仕立て上げて、「まったく、仕事のできない人ね!」と責めていたと思います。
「まわりは敵だらけ」っという設定でいたからです。
今日は、その「責める、責めらえる」という過去の自分を思い出しました。
そして、そこから立ち去ることは、しませんでした。
あえて、見つめました。
そこにいるんだね、「責める、責められる」を思い出している自分、いるんだね。
(ラディカル アクセプタンスの本を思い出しました)
すると、ささーっと過去の幻影は溶けていきました。
そして、安定した、おおらかな自分、すべてを包み込むような感覚になりました。
はぁー!とため息をついて、頭を抱えながらメールを打っている夫。笑える!
かれを見ながら、「わたしなら、明日メールするけどなあ。でも、彼は、今日、片付けてしまいたいって思ってるんだろうなあ」と、ニュートラルに傍観していました。
彼は、したいこと(長文メールを午後11時すぎても、仕上げる)をしている。
私は、私のしたいこと(温かいお風呂にはいって、ゆっくりリラックスする)をしました。
そこには、「責める、責められる」劇場はなく、
お互いの「したい」を尊重する、穏やかな世界が展開していました。
「責める、責められる」を楽しんでいたころは、ぐわっと胸がつかまれるような感覚を味わいました。
誰もわたしを責めていなかったのに、わたしがわたしを責めていたから、周りから責められているような気分になったのですね。
まさに、自作自演!笑
これからは、穏やかな「わたしは、みかんが好きなの。あなたはりんごが好きなのね」の世界を、展開して、味わい愛でていきます。
読んでくださって、ありがとうございます。
よもぎ♡
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